チェルノーズ 鼻整形 傷跡

鼻整形でできた傷跡や瘢痕は消える?メイクで隠す方法など

鼻整形でできた傷跡や瘢痕が残ったり、その傷によって鼻整形をしたことが周りの人にバレてしまったりしたら嫌ですよね。 この記事では、鼻整形によってできる傷跡の程度や消えるまでにかかる日数、隠す方法などもご紹介しているので、ぜ […]

鼻

鼻整形でできた傷跡や瘢痕が残ったり、その傷によって鼻整形をしたことが周りの人にバレてしまったりしたら嫌ですよね。

この記事では、鼻整形によってできる傷跡の程度や消えるまでにかかる日数、隠す方法などもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

瘢痕とは

チェルノーズ 鼻整形 傷跡

瘢痕(はんこん)とは、手術の際にメスや器具を使用して出来た傷跡の事を指します。

鼻整形に限らず、手術によって瘢痕は出来てしまうものです。

しかし、あまりにも瘢痕が目立っていたり、消えるまでに時間がかかったりすると生活に支障が出て困りますよね。

鼻整形でできる傷跡や瘢痕の程度、消える期間

チェルノーズ 鼻整形 傷跡

鼻整形によって残る傷跡や瘢痕の程度は、施術方法によって異なってきます。

ここからは、施術ごとに分けて傷跡や瘢痕の程度について、ご説明していきます。

切らない施術

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鼻整形には切る施術と切らない施術がありますが、切らない施術だからといって傷跡ができないわけではありません。

しかし、切る施術に比べて傷跡が目立ちにくいというのは間違いありません。

長期間休みを取れない方や、傷跡が目立ちにくい施術を選びたいという方に向いています。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、注射を使用して鼻先や鼻根(びこん)などに注入をすることで、鼻の高さを出します

注射針を刺すことによって小さな赤い点ができますが、メイクをしなくてもほとんど目立ちません。内出血が出ることもありますが、時間が経つにつれて自然に消えていきます。

溶ける糸

溶ける糸は、ヒアルロン酸よりもさらに高い効果を得られる方法です。

鼻先から鼻筋か鼻柱(びちゅう)と呼ばれる部分に向かって、糸を挿入することで高さを出すことができる施術となっています。

また、この糸は医療用の糸で、挿入後は体内で糸が徐々に吸収されるので異物が残る心配がありません。

溶ける糸を使った施術はシャープペンシルのような器具で、鼻先から複数本(4~8本)挿入するため、術後は鼻先に赤い内出血が出ますが、約7~10日で消えることが多いです。

糸を使った小鼻縮小術

この施術はケーブル法とも呼ばれ、メスを使用しない方法です。左右の小鼻に糸を埋没させて、小鼻を引き締めます。

針で糸を縫い合わせるので内出血が出ることがありますが、切開をする小鼻縮小術に比べると傷や内出血の目立ちにくさは明らかです。傷や内出血は約1~2週間で落ち着いていきます。

切る施術

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切る施術は、切らない施術に比べて大きな変化が得られやすいですが、その反面メスを使用するため、切開部分の傷跡が治るまでに時間がかかります。

また、メスを使用した鼻整形は、オープン法(外側)かクローズ法(内側)の2種類の切開方法があります。

オープン法

オープン法とは、医師が手術の際、正確に手際よく処置を行うために外側から切開して行う方法です。

この方法ですと、左右のバランスなど鼻の全体像を観察しながら手術を行うことができます。ただし、傷跡が外側にできるというデメリットがあります。

クローズ法

対してクローズ法は、鼻の穴の中、つまり内側から切開して行う方法です。

この方法は傷口を目立ちにくくすることに特化していますが、医師の視野が限られるため、オープン法に比べると正確さは劣ります。

施術によっては、このオープン法とクローズ法、どちらかの切開方法に分かれる場合があるので、傷跡を残したくないという方はクローズ法を選ぶと良いでしょう。

もちろん、傷跡の残り具合は、医師の腕によっても左右されるので、クリニック選びを慎重に行うことも傷の治りの速さに直結してきます。

プロテーゼ

プロテーゼの挿入方法も、オープン法とクローズ法の2種類があります。

オープン法は、鼻の下にある鼻柱(びちゅう)と呼ばれる部分を5mm程度切開し、肌をめくりあげてプロテーゼを挿入します。

傷跡は鼻の下にできるので傷跡は目立ちにくく、通常約3~6ヶ月で傷跡はほとんど消えます。

対してクローズ法は、鼻の穴の中を切開し、切開部分を剥離して挿入をするため、傷は内側にしかできません。

耳介軟骨(じかいなんこつ)移植

耳介軟骨移植とは、耳の軟骨を移植して鼻の高さを出す方法です。

そのため、この方法では鼻と耳の両方に傷跡ができますが、耳と鼻ともに約1週間で目立ちにくくなっていきます。

鼻尖縮小(びせんしゅくしょう)術

鼻先が丸い団子鼻の方は、大鼻翼骨(だいびよくこつ)と呼ばれる部分が大きく広がった状態になっています。

鼻尖縮小術は、その大鼻翼骨を切除し、鼻先の脂肪を除去することで鼻先の丸みを改善していく方法です。

大鼻翼軟骨の切開と脂肪の除去は、鼻の穴の中を切開して行うので、外側に傷跡ができる心配はありません。約7~10日程度で傷跡はかさぶたになり、自然に剥がれ落ちます。

骨切り術

この施術は、鷲鼻(わし鼻)や段鼻などの鼻筋が出っ張っている鼻を改善する方法です。

鼻の穴の中にメスを入れて、骨やすりという器具で削っていきます。

骨を削るということもあってかなり大事のように思えますが、傷跡はあくまでも鼻の穴の中にできるので、心配はいりません。

ただ、目の周りや頬が内出血によって紫色になったりする場合がありますが、約2週間でかなり引いていきます。

小鼻縮小術

メスを使用する小鼻縮小術にも、オープン法とクローズ法の両方があります。

オープン法は。鼻翼の外側を切開して小鼻を小さくするため、外側に傷跡が出来てしまいますが、切開部分は鼻翼の付け根の溝に沿って縫い合わせてくれるため、そこまで目立つということはありません。

術後から約1ヶ月で縫い目が目立ちにくくなり、約3ヶ月経過するとほとんど目立たなくなります。

鼻整形の傷跡を隠す方法

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傷跡や瘢痕、内出血を隠す方法の一つとして、メイクがあります。

鼻整形でできる傷跡や内出血などは、コンシーラーやファンデーションなどを使えば、ほとんど隠すことが可能です。

隠す方法としてはマスクも考えられますが、人前で食べ物や飲み物など口に何か運びたい時、マスクをつけっぱなしでいるわけにもいきませんよね。

そうなれば、メイクで隠すという方法が一番普段通りの生活に支障が出にくいのではないでしょうか。

メイクが可能になるのはいつから?

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鼻整形の切らない施術は、固定するためのテープを貼る必要がないため、術直後からメイク可能な場合が多いです。

一方で切る施術は、固定するためのテーピングをするため、抜糸まではメイクが出来ません。抜糸は術後から約5~7日後が多く、患部へのメイクは抜糸直後から可能となります。

ただ、鼻の状態によっては、抜糸後でもメイクができない場合もあるので、医師に直接聞いて確かめる方が確実です。

傷跡の回復を早めるためのアフターケア

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鼻整形後の傷の治りを早めるために必要なアフターケア方法としては、

  • ダウンタイム中は安静に過ごす
  • かさぶたは自然に剥がれるまで待つ
  • 正しい生活習慣を送る
  • 紫外線を避ける

以上の点などが挙げられます。

ダウンタイム中に、血行が良くなる行動(飲酒・運動・入浴)をとると、傷跡や内出血が悪化してしまうので、許可が出るまでは避けて安静に過ごしましょう。

また、手術からある程度時間が経つと、かさぶたができてかゆみが生じます。

しかし、掻いたりこすったりしてしまうと鼻の形にも影響が出てしまう可能性があるので、辛いとは思いますが、極力控えましょう。

かさぶたは傷跡が治癒してきているという証拠です。綺麗な鼻になった自分を想像して乗り越えましょう。

さらに、ストレスを溜めることと紫外線を浴びることも、傷跡に影響を及ぼします。傷跡が治るまでは、家で好きなことをして安静に過ごしてくださいね。

跡が残りやすい体質の人は

小さい頃から傷跡の治りが遅かった方や、昔の傷跡がボコッと盛り上がった状態で残っているという方は、ケロイド体質の可能性があります。

ケロイドは遺伝的要因が関係しており、アレルギー疾患を持つ人に多くみられるようです。

クリニックによっては、現在国で唯一保険適用されている「リザベン」と呼ばれる内服薬を処方してもらうことができます。

このリザベンによって傷の赤みなどをある程度、緩和させることができます。

自分がケロイド体質かもしれない場合や、過去にケロイド体質と診断されたことがある場合は、一度医師に相談してから施術を受けるようにしましょう。

【まとめ】鼻整形で傷跡を残さないために

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鼻整形では、切る施術でも切らない施術でも傷跡が出来てしまいます。

その傷跡を残さないためには、

  • クリニック選びを慎重に行う
  • 傷跡が残りにくい施術を選ぶ
  • ダウンタイム中は正しい過ごし方で安静に
  • メイクは許可が出てから
  • かさぶたをいじらない

以上の5点に注意することです。

腕のある医師は、傷跡を目立ちにくく処置することができます。医師選びは適当にせず、たくさんの情報を得てから選ぶことをおすすめします。

長期の休みが取れないなどの理由で、傷跡の目立ちにくさを重視したいという方は、切らない施術やクローズ法による施術を選ぶと良いでしょう。

また、傷跡をが残りやすい体質の方は、内服薬を処方してもらえる場合があるので、事前に医師に相談してみると安心かと思います。