みなさんの中には、これから鼻整形をするという方もいるかもしれません。
鼻整形がはじめてだと、鼻整形をする前日や当日にどのような準備をすれば良いのか分からない方も多いと思います。
そこで、この記事では、鼻整形前日の注意点から鼻整形直後の様子や痛みについてまとめました。
帰りまでの流れや持ち物なども紹介しているので、参考にしてください。
鼻整形前日に気を付けること
鼻整形の前日には、どのようなことに気をつけて過ごせば良いのでしょうか。
鼻整形の施術後の痛みを和らげるために特に重要なポイントは、顔のむくみ対策をすることです。
むくみ対策をすることで、鼻整形の施術後の痛みを和らげることに繋がります。
下の表に、鼻整形の前日にできるむくみ対策を3つまとめました。
- 十分な睡眠をとる
- お酒と塩分を控える
- 温かくして過ごす
①十分な睡眠をとる
鼻整形だけでなく、美容整形や手術を受ける方すべてに通じることですが、整形前日はコンディションを整えるためによく寝ておくことが大切です。
施術当日にコンディションが悪いと、施術後の体調にも影響する可能性があります。
スッキリ目覚めることのできる睡眠時間は人によって様々ですが、自分の平均睡眠時間は確保できるとベターです。
ただ、施術前日だと、緊張してなかなか寝付けない方もいるかもしれません。
寝付きを良くするには、腹式呼吸で深呼吸をすることをおすすめします。
方法は非常に簡単で、お腹を膨らませるように息を吸って、息を吐くときは吸うときの2倍の時間を欠けてゆっくり吐くだけです。
呼吸法を取り入れるだけでも、体の力が抜けて、リラックスすることができます。
②お酒と塩分を控える
施術前日は、お酒や塩分を控えた食事をするとベターです。
アルコールや塩分は、むくみの原因の1つです。
施術前日は、お酒は飲まず、和食などの塩分控えめのヘルシーな食事を心がけましょう。
また、水分をこまめに摂取することも、むくみ対策に繋がります。
ただ、水分を取り過ぎると、逆にむくみの原因にもなりかねないので、適度な量を摂取するようにしましょう。
③温かくして過ごす
身体を温めることで血流が良くなり、むくみの対策をすることができます。
施術までは、温かい服装を心がけ、体を冷やさないようにしてください。
また、施術後にダウンタイムがある場合、しばらく入浴が禁止されるので施術前にしっかり入っておきましょう。
お風呂に入って身体を芯から温め、清潔な状態で施術に臨むようにしてください。
いよいよ鼻整形当日!クリニックへ向かう前に確認すること
鼻整形の当日になってからも、施術がスムーズにできるような対策をする必要があります。
施術当日に心がける3つのポイントをご紹介します。
- 持ち物を確認
- 服装・身だしなみをチェック
- 絶食時間がある場合は食事時間に気をつける
①持ち物を確認
施術前に、持ち物について確認しておきましょう。
財布などの貴重品はもちろん、施術後にあると便利なアイテムも揃えておくと安心です。
例えば、鼻整形の施術後には鼻が腫れたり、ギプスを着用したりするので、大きめのマスクを準備しておくと、人目を気にせずに帰宅することができるでしょう。
さらに帽子をかぶれば、帰り道に人目を気にする心配がグッと下がります。
サングラスやメガネは、施術内容や腫れ具合によっては、施術後にかけることができないので注意が必要です。
コンタクトレンズを使用している方は、コンタクトをつけてクリニックに行きましょう。
②服装・身だしなみをチェック
施術当日は、施術前後の着替えがスムーズにできるよう、着脱しやすい服でいきましょう。
ボタンがついている前開きの服装であれば、施術後に患部が服ですれる心配もないのでおすすめです。
化粧に関しては、施術前に落とすことになります。
施術当日クリニックに向かう際には、化粧をしていても大丈夫ですが、ノーメイクの方が手間が省けます。
また、施術内容によっては、施術前の検査で指先に検査器具をはさむことがあります。
長い爪の方やネイルをしている方は、前日までに短くて何もつけていない爪の状態に整えておきましょう。
絶食の時間を考え、早めに食事をとっておく
ほとんどの施術では、施術前に絶食時間があります。
絶食をする理由としては、麻酔中や麻酔直後に、胃の中のものが誤って肺に入る恐れや、吐き気がおこる可能性を防ぐためです。
施術前の絶食時間はクリニックによって異なります。
一般的には、切る施術だと以下のような絶食時間があります。
施術6時間前 | ・固形物の摂取禁止 ・お茶、水はOK |
施術3時間前 | ・お茶、水を含むすべての飲食禁止 |
見ていただくと分かるように、施術前は長時間飲食できないことが多いです。
施術時間が朝早い場合は、食事の時間を考える必要があります。
鼻整形施術直前~帰宅までの詳しい流れ
鼻整形の施術直前~施術直後の流れを簡単にまとめました。
カウンセリング時に受け取った
「手術の申込書」を受付に提出。
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施術前に着替え、メイクを落とす。
▼
施術によっては簡単な検査を行う。
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麻酔の前にデザインの最終確認。
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麻酔をかけて、施術開始。
▼
施術が終わったら、
1時間ほどベッドで休んで帰宅。
当日の流れをざっくりとまとめると以上のようになります。
入院をせず日帰りできるクリニックがほとんどですが、丸一日休みの日を利用して施術をすると良いでしょう。
施術にかかる時間
鼻整形は、施術内容によって、施術時間が変わります。
例えば、ヒアルロン酸注射などのプチ整形であれば、10分程度で終わることもありますし、プロテーゼの挿入などのメスを入れる施術であれば1時間程度で終わります。
また、いくつかの施術と併用して行うと、その分プラスで時間がかかることになります。
具体的な施術時間が知りたい方は、カウンセリングの際に聞いてみましょう。
施術直後の痛みや腫れ具合は?
施術直後の痛みや腫れ具合も、施術内容によって異なります。
鼻整形の種類には、大きく分けて「切らない方法」と「切る方法」の2種類の方法に分けることができ、切るか切らないかで痛みや腫れ具合も変わってきます。
基本的に施術直後に痛みや腫れがあるのはメスを入れる「切る施術」となります。
鼻整形の痛みについては、下の記事に詳しくまとめてありますので、興味がある方はご覧になってください。

鼻整形施術直後の注意点
施術が終わった直後は、施術した箇所は大変デリケートです。
普段何気なく行っていたようなことも、施術直後は気を使わなければならないポイントがいくつかあります。
鼻整形の施術直後に気をつけるべきポイントは以下の4つです。
- 混み合う電車やバスはなるべく避ける
- 異物感やかゆみがあっても触らないこと
- 鼻は無理にかまない
- 施術部位に水がかからないようにする
以下、それぞれについて解説します。
①混み合う電車やバスはなるべく避ける
切る鼻整形で施術した場合、切らない鼻整形をするときよりも麻酔をしっかりとかけて行います。
そのため、施術直後は身体がふらついたり頭がボーッとしたりすることがあります。
そのため、施術直後は、安静にできる環境の整った交通機関を使うことが望ましいです。
また、満員電車などの混雑している環境に行くと、万が一施術直後に異物があたって、患部を傷つける可能性もあります。
施術の帰りは、なるべく電車などの混雑する可能性のある公共機関は避け、タクシーや車で迎えに来てもらう方が安心と言えます。
施術当日に負担をかけないためにも、クリニックを選ぶ際には交通機関やアクセスも考慮しながら選ぶと良いでしょう。
②異物感やかゆみがあっても触らないこと
施術直後は、鼻の形が変わっていることから異物感を感じる方が多いですが、なるべく触らないようにしましょう。
また、施術の翌日以降には、施術後の傷口が治っていく過程でかゆみが生じることがあります。
施術後の部分にかゆみを感じても、かいたり、指で強く押さえたりすると、施術箇所の形が変わる恐れがあるので、強く触らないことを心がけてください。
③鼻は無理にかまない
施術後しばらくは、鼻をかむのを我慢しましょう。
特に、鼻の中を切る施術をした場合は、鼻の中が腫れるので痛みがあります。
どうしても鼻をかみたい場合は、綿棒で拭き取るなどして対処しましょう。
また、くしゃみは生理現象なので、したくなった場合は我慢をしなくても大丈夫ですが、少し抑えめの静かなくしゃみをすると鼻が痛みにくいのでおすすめです。
④施術部位に水がかからないようにする
一般的な鼻整形では、施術の当日か翌日からシャワーを浴びて大丈夫な場合がほとんどですが、シャワーを浴びる際には鼻に水がかかるのを避けるようにしてください。
施術部位に水がかかると、傷口にばい菌が入ったり、ギプスの中が蒸れて膿の原因になる可能性があります。
また、鼻整形の施術後しばらくの期間、洗顔が禁止されています。
シャワーを浴びる際には、顔は洗わないようにしてください。
髪の毛を洗う際には、施術部位が濡れないようにシャンプーハットをかぶるなどの工夫をすれば大丈夫です。
腫れを抑える・完成までの期間を短縮するための対策
施術後から日常生活に戻るまで、安静に過ごした方が良いと言われている期間のことをダウンタイムと言います。
鼻整形のダウンタイムは施術方法によっても異なりますが、一般的には3日~1週間程度かかります。
ダウンタイムには個人差があり、施術を受けた方の体質や過ごし方によっても変わってきます。
また、鼻整形で切る施術を行ったときの腫れのピークは、施術後3日間と言われており、施術後3日間は、特に安静にして過ごす必要があります。
この項目では、施術直後に腫れや痛みを抑えて、完成までの期間を短縮するポイントについてお話します。
ダウンタイム中にできる対策を以下の3つにまとめました。
- 寝るときは仰向けに。枕で頭を高くする
- 施術後3日間はとにかく冷やす
- メガネでなくコンタクトを着用する
①寝るときは仰向けに。枕で頭を高くする
寝るときは頭を高くして寝ると、顔に血流が溜まりにくくなるため、腫れにくくなります。
また、鼻の圧迫を避けるためにも、仰向けで寝るようにしてください。
②施術後3日間はとにかく冷やすこと
痛みや熱感が強い場合には、鼻を濡らさないようにして冷やすようにしましょう。
半分解凍したアイスノンにタオルを巻いて、患部に当てるとひんやりして気持ちがいいです。
また、施術後に鎮痛剤を処方してくれるクリニックもあるので、どうしても痛いときには我慢をせずに鎮痛剤を飲みましょう。
③メガネでなくコンタクトを着用する
鼻整形をすると、ちょうどメガネの鼻あての部分に傷跡が当たることがあります。
施術後の患部を、メガネで強く圧迫することは望ましいことではありません。
普段からメガネで過ごしている方も、医師から許可が出るまでは、なるべくコンタクトを着用して過ごすようにしたほうが良いでしょう。
一般的には、術後1週間程度でメガネをかけていいとしているクリニックが多いです。
【まとめ】鼻整形直後の様子と施術前後に気を付けたいポイント
鼻整形前日から、施術直後に対策できるポイントについてお話しました。
早く腫れを引かせてキレイな鼻を完成させるためにも、施術前後にはむくみ対策をして、安静にして過ごしましょう。
以下、鼻整形の施術前日から施術直後に気をつけるポイントをまとめました。
施術前日に気を付けたいポイント
- 十分な睡眠をとる
- お酒と塩分を控える
- 温かくして過ごす
施術当日に気を付けたいポイント
- 持ち物を確認
- 服装・身だしなみをチェック
- 絶食時間がある場合は食事時間に気をつける
施術直後に気を付けたいポイント
- 混み合う電車やバスはなるべく避ける
- 異物感やかゆみがあっても触らないこと
- 鼻は無理にかまない
- 施術部位に水がかからないようにする
施術後に気を付けたいポイント
- 寝るときは仰向けに。枕で頭を高くする
- 施術後3日間はとにかく冷やす
- 眼鏡の着用を控える
鼻整形がはじめての方だと、具体的な施術の流れのイメージがしにくいかと思いますが、この記事を読んで少しはイメージができたでしょうか?
鼻整形をするまでに、なかなか一歩踏み出せない方もいるでしょう。
ですが、無事に鼻整形が終われば、自分の理想の鼻を手に入れることができて、自分の鼻を好きになることができるかもしれませんよ。
この記事を読んだ皆さんが「勇気を出して鼻整形をしてみよう!」と前向きになれることを願っています。