これから鼻整形を考えている方にとって、施術後の痛みや腫れの経過に関しては気になるところではないでしょうか。
鼻整形をする前に、施術後から鼻が完成するまでの経過について、ある程度知っておけると安心です。
そこで、この記事では、鼻整形の経過について解説していきます。
鼻整形は必ず腫れる?
鼻整形は、大きく分けて2種類あり、「切る施術」と「切らない施術」に分けることができます。
それぞれで、腫れの度合いや期間が異なります。
下の項目からは、「切る鼻整形」の施術の経過について解説します。
切らない鼻整形の経過が知りたい方は、以下の記事で見ることができますので参考にしてください。

経過画像やブログについては医療広告ガイドラインがあるため載せることはできません。
しかし、それを考慮しても十分参考になる記事となっています。
ただ、腫れや痛みの度合いには個人差があるので、経過の日数などは前後する可能性があります。
なので、日数に関しては、参考程度にしてくださいね。
切る鼻整形の施術直後
鼻整形当日の痛みや腫れは?
まず、鼻整形当日から鼻の経過を紹介していきます。
施術直後は麻酔がまだ切れていないので痛みは感じません。
家に帰る頃に、麻酔が切れてだんだん痛みが出てきます。
鼻がひっぱられるような、重たい感覚を感じる方が多いです。
鼻以外にも口が動かせなかったり顔の広範囲に違和感や痛みを感じたりすることがあります。
施術当日は、時間が経つにつれ、少しずつ腫れ具合が増します。
鼻整形当日の見た目は?
切る施術の場合、縫合跡など見た目が痛々しいです。
中でも、小鼻縮小は鼻の下で縫合するので、跡が見えやすく驚いてしまう方もいるでしょう。
施術直後の鼻の見た目にショックを受けてしまうかもしれませんが、傷跡は徐々に治るものなので心配はいりません。
施術後は鼻をアイシングしたりとベッドで休憩できたりします。
静かに寝ているなどして安静にしているのが良いでしょう。
また、鼻にはギプスが装着されていることがほとんどです。
ギプスはクリニックによって大きさが異なるので鼻がどこまで覆われているかも変わります。
ほとんどのクリニックの場合、マスクでぎりぎり隠せる程度の大きさなので安心しても良いかと思います。
とはいえ、やはり見た目に少し違和感を感じるので、施術当日は人と会うのは避けた方が良いでしょう。
鼻整形当日の過ごし方について
冷やすなどアフターケアを怠らずに、安静にしてください。
寝る時は枕を高くして、仰向けで寝ることで腫れの偏りを抑えることができます。
また、当日は洗顔やシャワー、飲酒など禁止事項が多いです。
窮屈に感じるかもしれませんが、感染症を防ぐためにもしっかり守ることが大切です。
切る鼻整形1日目~3日目の経過
次に鼻整形から1日目~3日目の鼻の様子を見ていきましょう。
個人差はありますが、腫れのピークと言われている期間です。
鼻整形から1日目
鼻整形後、1日目について解説します。
朝起きると腫れが前日より大きくなっているかもしれません。
また、痛みが続き、内出血が出てくる場合もあります。
腫れは鼻だけでなく、目やおでこにまで及ぶ場合もあり、腫れの色も、赤色でなく青紫色で顔色が悪く見えます。
さらに、鼻や唇に痺れを感じる方もいます。
マスクをしても隠せない場合が多く、家で鼻とその周りの部分を冷やして、引き続き安静にするのが良いでしょう。
また、ギプス固定期間中なので、鼻には触らないようにしてください。
耳介軟骨の施術などで、鼻以外も切開した方は、この切開部分も痛みがあります。
鼻ほど痛みはないと言われていますがズキズキ痛む方が多いようです。
かなり辛そうに感じる1日目ですが、何日間もこの状態が続くようなことはないので、安心してください。
鼻整形から2日目と3日目
1日目が腫れのピークの場合は2日目、3日目は腫れなどの症状が軽くなります。
腫れは治まってきますが、まだまだ安静が必要です。
鼻を冷やし、枕を高くして過ごしてください。
また、腫れが引かないので、息苦しさや鼻づまりを感じる方もいるかもしれません。
鼻の中で血の塊や汚れが溜まり鼻呼吸がしにくい場合は、綿棒などで軽く取り除くようにしましょう。
まだ、強く鼻をかむことは禁止です。
腫れのピーク期間は、息づまりなどトラブルが起きやすく何かと不安になることも多いですが、腫れを引かせることで改善される場合がほとんどなので安心してください。
しかし、耐えられないような痛みがある場合は迷わずクリニックで相談しましょう。
2日目、3日目とピークを過ぎた後は、完成にどんどん近づいていくので仕上がりを楽しみにしましょう。
切る鼻整形の施術から1週間まで
鼻整形の施術から約1週間後に、抜糸と同時にギプスやテーピングの抜去を行うクリニックが多いです。
クリニックによっては、「3~4日後に自分で外してください」と指示される場合もありますが、何か問題が出たら心配ですし、自分で取るのは少し不安がありますよね。
そういった場合は、「抜糸と同時にクリニックでギブスを取ってほしい」と事前に伝えておきましょう。
しかし、抜糸の日に急遽外せない予定が入ってしまったという方も出てくるかもしれません。
ギブスは長時間装着していると、中で菌が繁殖してしまい、感染症を引き起こす恐れがあるので、施術から1週間以降に用事があってクリニックへ行けない場合は、3~4日後にクリニックで抜糸と抜去をしてもらいましょう。
施術から1週間も経てば腫れがほぼ引き、さらに1週間が経過すると、ほとんど完成の状態に近づきます。
切る鼻整形完成まで
鼻整形は術後2週間程度で、完成に近い状態になります。
腫れも引き、マスクなしでも充分日常生活が送れます。
しかし、完全な定着までにはまだ時間がかかるので、術後1ヶ月は激しい運動やお酒は控えた方が良いでしょう。
実は、切る鼻整形は、二重整形の切開の施術より腫れが小さいと言われているので、完成まで思いの他早いと感じる方が多い施術です。
鼻整形前に腫れの予防としてできること
鼻整形の施術前に、未然に腫れの予防をすることは可能でしょうか。
一般的に、身体の血流が悪いと、施術後に腫れやすくなったり、むくんだりしやすい傾向にあります。
そのため、むくみにくい身体をつくることである程度は施術後の腫れを和らげることが可能です。
鼻整形の施術日が決まったら、以下のようなむくみ対策を意識しながら過ごすことをおすすめします。
- お酒や塩分を控える
- 水分をこまめに摂取する
- お風呂にゆっくりと浸かる
- 暖かい服装を心がける
- 十分な睡眠をとる
アルコールが好きな方も多いとは思いますが、飲酒をするとアルコールを分解するために体内の水分が失われます。
その失われた水分を補おうと、身体は水分を欲します。
そのため水分を取りすぎてしまい、むくみがひどくなる場合がありますので、鼻整形の施術前にはアルコールの摂取をしないほうが無難でしょう。
ただ、適度な水分を摂取することは、むくみ対策にもつながるので、アルコールは避けつつ、適度に水分を摂取しましょう。
また、お風呂に入ることも、むくみ対策には重要です。
特に、鼻整形の施術後はダウンタイムの関係でしばらく入浴することが禁止されてしまうので、施術前に入っておきましょう。
普段はシャワーしか浴びない方も、施術前はお風呂に浸かることで、血流を良くしてリラックスしましょう。
鼻整形後の腫れ対策
施術後の腫れ対策は、鼻を冷やすことや頭を高くして寝ることだとお話ししてきました。
冷やし方や寝方以外にもこちらの記事で詳しく紹介しています。

早く完成に近づけるようにアフターケアはしっかり行いましょう。
【まとめ】切る鼻整形後完成までの心構え
切る鼻整形の経過を以下にまとめました。
経過日数 |
状態 |
施術当日 |
徐々に腫れが大きくなっていく |
1日目~3日目 |
・1日目:腫れのピーク |
1週間~1ヶ月 |
・1週間後:抜糸とギブスの抜去 |
完成まで |
平均で約1年~2年ほどかかる |
切る鼻整形の腫れは、やはり完成まで長い期間を要します。
腫れのピークは1日目~3日目ですが、内出血などは長引く傾向にあるので、1週間は休みを取って鼻整形をするのが身体にとっても負担が少ないでしょう。
腫れの期間や、アフターケアの方法を把握して腫れを最小限に、理想の鼻を手に入れましょう。