鼻の整形をしたら、そのことが他人にバレてしまった。
どうしよう。
明日から、どんな態度で接すればいいのだろう。
同情の目で見られたり、嫌われたりしてしまうかも……。
最近では、美容整形も一般的になってきましたが、まだまだ、偏見の目で見る方も珍しくありません。
そのため、美容整形を受けたことを知られたくない方も多いのではないでしょうか。
今回は、鼻整形をした人に多く見られる特徴や鼻整形の見分け方について解説します。
鼻整形をした人は、横顔や豚鼻に『ある特徴』が見られることが多く、それがきっかけで整形がバレてしまうこともあります。
鼻整形の見分け方というと、これは、完全に整形を見破る側の視点です。
しかし、鼻整形をする側にとっても、鼻の整形をしてる人を見分ける方法を知っておくと、整形をする前や整形をした後にどのような点に気をつければ他人にバレないで済むかが分かるようになります。
鼻整形の見破り方を知りたい人だけでなく、これから鼻整形を考えている人にとっても役に立つ内容だと思うので、興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
鼻整形をした人の特徴
鼻整形の見分け方を知るには、鼻整形をした人の特徴を知ることが必要です。
鼻整形をしてバレやすい人の鼻には、以下の特徴があります。
- 横顔を見ると鼻が眉間から始まっている
- 豚鼻ができない
- 鼻が不自然に高い
- 鼻にしわができない
- 小鼻に凹凸がない
それでは、順番に解説していきましょう。
横顔を見ると鼻が眉間から始まっている
バレバレの鼻整形をしている場合、横顔が特徴的です。
横顔を見て、鼻が眉間から始まっていたら整形している可能性があると言えます。
日本人の骨格だと、目や目の下の辺りから鼻が盛り上がり始める人が多く、欧米人のように眉間から鼻が生えているケースは稀です。
そのため、欧米人の骨格であれば何の違和感もありませんが、日本人の場合は鼻が眉間から始まると顔の彫りが深くなってしまい、整形だと疑われるきっかけとなってしまいます。
鼻整形で鼻を高くするときは、横顔についても意識した方が良いでしょう。
日本人の顔の骨格は基本的に平たいので、平たさも考慮に入れた上でバランスの良い鼻の高さを選ぶことが必要となります。
豚鼻ができない
鼻整形においてもっともポピュラーな施術はプロテーゼ挿入とヒアルロン酸注射の2つですが、鼻にプロテーゼが入っている場合、鼻が曲がらないため豚鼻をつくりにくいです。
指で鼻先を押しても上手く豚鼻にならない場合は、鼻にプロテーゼが入っている可能性があります。
ヒアルロン酸の場合は、体内に元々あるものを注射しているだけなので豚鼻をつくることに支障はありません。
豚鼻もできる自然な鼻が欲しければ、ヒアルロン酸注射が向いているかもしれません。
鼻が不自然に高い
不自然に高い鼻は整形を疑われる可能性が高いです。
また、鼻が高いだけでなく、不自然なほど鼻筋が通っている人も目立つので人目を引きます。
少しでも鼻を高くしたいと大きめのプロテーゼを挿入すると、それが逆効果となって整形だとバレることになるかもししれないので気をつける必要があります。
目をつぶって顔に力を入れたとき鼻にしわができない
整形していない人は、目をつぶって顔にギュッと力を入れると鼻筋にしわができます。
ですが、鼻整形でプロテーゼを入れている人は、鼻にしわができにくい特徴があります。
シリコンプロテーゼが鼻の皮膚を伸ばすので、顔に力を入れてみてもしわが寄りにくいのです。
あるいは、シリコンプロテーゼの位置によっては、顔に太いしわが1本だけできるというケースもあります。
小鼻に凹凸がない
小鼻に凹凸がなく平らであることも鼻整形している人の特徴です。
あまり上手ではない医師に小鼻縮小の施術をしてもらうと、平らで丸みがない小鼻になることがあります。
小鼻は、鼻の穴が大きい人でも小さい人でも、基本的に丸みがあるものです。
欧米人の小鼻は縦に長いのですが、やっぱり丸みはあります。
小鼻縮小をやりすぎてしまうと、小鼻の丸みがなく平らになってしまうため注意が必要です。
鼻整形がバレたくない人は、これらの特徴が出ないように施術してもらえば、鼻整形をしたと見破られる心配は少ないかと思います。
鼻整形をしたことがバレるのが嫌な方は、その思いを伝えた上で、自分自身の理想の鼻がどのようなものか、担当医師ときちんと話し合って、それに相応しい施術を提案してもらうことが大切です。
鼻整形の3つの都市伝説
鼻整形をしている人の特徴を解説したので、余談として、鼻整形にまつわる3つの都市伝説についても紹介したいと思います。
鼻整形で失敗すると映画『アバター』のキャラクターみたいな鼻になるとか、
鼻整形のせいで笑顔になると『ゴルゴ線』ができるとか、
整形した鼻をブラックライトで照らすと光るとか、
ちょっと冗談みたいな都市伝説があるのですが、これらは本当なのでしょうか。
【その1】鼻整形で失敗すると『アバター』になるって本当?
いきなり結論を言ってしまうと『アバター鼻』というのは存在します。
アバター鼻は、眉間と鼻根部の高さが同じであったり、真正面から見たときに鼻の横幅が広すぎたりするような鼻のことを指します。
ちょうど、映画アバターに出てくる人造生命体の鼻に似ていることに因んでアバター鼻と呼ばれています。
アバター鼻については、整形疑惑のある女性タレントがよく指摘されていますが、どうしてこのような鼻になってしまうのでしょうか。
アバター鼻がつくられる原因はいろいろですが、特にヒアルロン酸の注射が多いとされています。注射しすぎると、鼻が横に広がって幅が広くなってしまうのです。
一度整形で鼻を高くしてもらうと最初は「丁度いい高さになった」と満足するのですが、次第に物足りなくなって、さらにヒアルロン酸を注射して高くしようとする人がいます。
それがアバター鼻につながっていくのですが、本人は感覚が麻痺して気づかないケースがあるのです。
本人が仕上がりに満足していても、客観的に見て失敗しているケースもあるので、担当の医師に相談したときに、「これ以上高くしない方がいいよ」と指摘されたら、素直にアドバイスを受け入れることも必要です。
また、整形とバレないように鼻を高くするなら、それがヒアルロン酸だろうとプロテーゼであろうと、自分の顔に合った適切なデザインを医師にしてもらうことが重要です。
【その2】鼻整形した人は笑った時ゴルゴ線(しわ)ができる?
鼻整形でプロテーゼを入れると、笑ったときにゴルゴ線(ゴルゴライン)と呼ばれるしわができるといいますが、それは本当でしょうか。
そもそも、ゴルゴ線って何なのでしょうか?
顔のどの部分のしわなのでしょうか?
ゴルゴ線というのは目元から斜めに下に伸びていくしわのことを指しており、正式名称はミッドチークラインといいます。
ネットではゴルゴ線という言葉が定着していますが、本来、ゴルゴ線という医学用語はありません。
日本の漫画のゴルゴ13の顔にもの凄い深い線があり、その線を彷彿とさせるため、ゴルゴ線と呼ばれているだけです。
このゴルゴ線は、肌の弾力が衰えることで生じます。
このしわがあると老けて見えたり、影のある印象を与えたりしてしまい、女性には大変不人気です。
ちょっと前置きが長くなりましたが、本題に入りましょう。
ゴルゴ線は、鼻にプロテーゼを挿入したからできるというものではありません。
医師に聞いてみたところ、ゴルゴ線とプロテーゼの挿入は因果関係はない、とのことでした。
ゴルゴ線は、プロテーゼを入れても入れなくても出てくるものです。
ゴルゴ線は、先ほども少し触れましたが、肌の弾力が低下したり、頬の表情筋が衰えたりして筋肉がたるむことで、目の下の脂肪が垂れて頬がくぼむことで生じます。
プロテーゼとゴルゴ線は別の問題なので、それぞれ切り離して別々に解決していきましょう。
笑顔になったときにゴルゴ線ができる人は鼻整形をしている、という噂は嘘ですので信じないでくださいね。
【その3】鼻整形した鼻はブラックライトで光る?
もしも、鼻にシリコンプロテーゼを入れている場合、ブラックライトで光る可能性があるかもしれません。
ブラックライトは白色に反応する性質があるからです。
ただし、鼻に入れたシリコンプロテーゼは、皮膚に覆われています。
そのため、ブラックライトで照らしても光る可能性は限りなく低いです。
また、クリニックによってはブラックライトで照らされても光ることがないように、あらかじめシリコンプロテーゼをスキンカラーにしているところもあります。
鼻にプロテーゼを入れようと考えていて不安になったら、担当医師にブラックライトで照らされたとき鼻が光るケースがないか相談してみるのも良いのではないでしょうか。
【まとめ】鼻整形している人の特徴と見分け方
ここまで、鼻整形をしている人の特徴と見分け方について説明し、鼻整形にまつわる3つの都市伝説について、その真偽を検証してみました。
まとめに入りますが、この記事では以下のことを押さえてもらえれば大丈夫です。
鼻整形をしている人の見分け方は、以下の5つの点に注意する。
- 横顔を見ると鼻が眉間から始まっていないか
- 豚鼻ができるか
- 鼻が不自然に高くないか
- 目をつぶって顔に力を入れたとき鼻にしわができるか
- 小鼻に凹凸がないか
鼻整形をしている人を見破るためには、鼻整形の見分け方で記載した5点に注目しましょう。
鼻整形がバレたくない人は、それらに気をつけていれば、見かけで鼻整形がバレる可能性は低いです。
その一方で、他人の整形を見破ってやろうしている方もいるかもしれません。
そんな方には、気をつけて欲しいことがあります。
それは、美容整形がとてもデリケートな問題であるということです。
整形していると思える人を見つけても、整形の話題の取り扱い方についてはくれぐれも注意しましょう。
現在は整形も比較的簡単にできるようになりましたが、それでも整形で顔や体を変えることは一生の問題です。
整形に踏み切るには、その人なりの決して軽くない悩みや覚悟があったはずだということを心に留めておきましょう。
安易に「あなた、整形しているでしょ」と指摘してしまうと、その人との関係が気まずいものになったり人間関係が壊れてしまったりする危険がありますよ。
また、世間には、整形にまつわる無責任な噂がいろいろ出回っています。
笑顔になるとゴルゴ線ができる人は鼻整形をしている、といった間違った情報が流れていることがあるのは、この記事を読んでいる方はもうご存知のはずですよね。
鼻整形を考えている方も、もし整形についてネガティブな噂に触れてしまったら、その情報をそのまま鵜呑みにせず、信頼できそうな医師に質問して事実確認をすることが大切です。
鼻整形のネガティブな噂を勝手に鵜呑みにして鼻整形から遠ざかってしまうと、せっかくの鼻のコンプレックスを克服する貴重な機会が奪われてしまう結果に繋がることがあります。