「鼻にコンプレックスがあるけれど、鼻整形でメスをいれるのは嫌だなぁ…」
と、メスを入れずに鼻整形をしたいと考えている方は多いでしょう。
そんな方は「プチ整形」であれば、メスを入れずにコンプレックスが解消できるかもしれません。
先日表参道スキンクリニック福岡院の小原先生に鼻整形の中で人気の施術についてインタビューさせていただいた際に、このようなお話を伺うことができました。

ヒアルロン酸注射が人気です!
最近のヒアルロン酸は安全性や性能も優れているものばかりですので、医師の私から見てもコストパフォーマンスが良い施術だと思います。
先生がおっしゃるように、ヒアルロン酸注射などのプチ整形は鼻整形の中でも人気の施術のようですね。
そこで今回の記事では「切らずにできる鼻整形」について徹底的に調べてみました。
鼻のプチ整形はヒアルロン酸以外にもあるので、それぞれの効果や特徴についてお話していければと思います。
切らない鼻整形がしたいと思っている方は参考にしてみてください。
切らない鼻のプチ整形
メスを入れずにできる鼻整形にはどのような方法があるのでしょう?
効果や持続期間などについて見ていきましょう。
ヒアルロン酸注射
施術時間 | 5分~10分ほど |
ダウンタイム | ほとんどなし |
持続期間 | 半年~1年ほど ※ヒアルロン酸の種類による |
ヒアルロン酸注射は、鼻筋や鼻先を高くしたい人に向いています。
細い針の注射を使ってヒアルロン酸を注入するので、メスを使いません。
ヒアルロン酸は私たちの体中にも存在する成分。
そのため、安全性が高いこともメリットのひとつと言えるでしょう。
ヒアルロン酸注射は人気の鼻整形のひとつです。
施術時間も短く、ダウンタイムが少ない!
術後すぐにメイクもできるので、鼻整形初心者の方でもやりやすい施術かもしれません。
ヒアルロン酸は注入してから半年程度で身体に吸収されはじめ、その後はだんだん元の鼻の形に戻ります。
しかし、ヒアルロン酸は種類によって固さや持続期間が異なるので、それぞれの特徴を見比べてから選ぶようにしましょう。
基本的には、濃度や密度の高いヒアルロン酸のほうが、注入後の持続期間や形のキープ力が上がります。
ただ、クリニックによって取り扱っているヒアルロン酸は様々です。
ヒアルロン酸の種類について気になる方は、カウンセリングの際に医師に相談してみましょう。
溶ける糸の挿入
施術時間 | 10分~20分ほど |
ダウンタイム | ほとんどなし |
持続期間 | 半年~1年ほど ※糸の種類による |
鼻の穴の間にある「鼻柱」という部分に溶ける糸を入れます。
注射のような器具で糸を入れるので、メスを入れずに鼻先に高さを出すことができます。
糸は安全性の高い医療用の素材なので、溶けた後も体内に異物が残る心配もありません。
溶ける糸の挿入も、ヒアルロン酸と同様にポピュラーなプチ整形のひとつです。
ダウンタイムがほとんどなく、施術もあっという間に終わるでしょう。
糸を挿入した直後に、注射した部分がニキビのように小さく赤く腫れますが、メイクで隠せる程度です。
糸には、細かいトゲのような返しがついています。
このトゲが鼻先をグッと持ち上げてくれて、自然に鼻先を高くすることができるのです。
また、それだけでなく、糸を挿入することが刺激となって糸の周りにコラーゲンが生成されるという効果もあるので驚きです。
糸が溶けた後もコラーゲンが鼻の高さを支えるので、すぐに効果がなくなるのではありません。
溶ける糸はヒアルロン酸と併用することも可能なので、しっかり効果を実感したい方は溶ける糸でのプチ整形を検討してみてもいいでしょう。
また、溶ける糸はクリニックによって呼び方が様々なので、少し注意が必要です。
糸による小鼻縮小術
施術時間 | 60分ほど |
ダウンタイム | 3日間ほど |
持続期間 | 半年間ほど ※個人差あり |
小鼻縮小術は、左右の小鼻(鼻翼)に糸を埋没させて小鼻を引き締め、鼻先の丸みを減らします。
メスを入れないので腫れも小さく、小鼻や鼻の穴を小さくすることができます。
小鼻縮小術は、メスを入れないので、ダウンタイムを短くしたい方には向いている方法です。
施術中は鏡越しに変化を確認することもできるので、より理想の小鼻に近づきやすいかもしれません。
ただ、埋没させた糸が切れたり緩んだりすると、元の鼻の形に戻ってしまいます。
持続時間の平均は半年間ですが、かなり個人差があるのではっきりした期間はわかりません。
ですが、クリニックによってはオリジナルの糸を使うことで、効果を半永久的としているクリニックもあるのでカウンセリングでどんな糸で施術するのか聞いてみても良いかもしれませんね。
脂肪溶解注射
施術時間 | 10分ほど |
ダウンタイム | ほとんどなし |
持続期間 | ほぼ半永久 |
脂肪を燃焼させる成分を鼻に注射することで、鼻を小さくする方法です。
小鼻や鼻先を小さくしたいという方に向いている方法です。
成分は、植物などの天然由来の生物から抽出した成分なので、安全性は問題ありません。
最近プチ整形として話題なのが、こちらの脂肪溶解注射。
ダウンタイムがほとんどなく、鼻を自然に小さくすることができるので、整形した感が少ないことが特徴です!
1回の注射でも効果は出ますが、最低3回ほど繰り返すことで十分な効果が期待できるそうです。
治療した後は、ほぼ半永久的な効果が持続するというところも嬉しいですね。
こちらの脂肪溶解注射は、取り入れているクリニックが最近増えています。
取扱があるかどうかは、クリニックの公式サイトでチェックしてみましょう。
切らない鼻整形のデメリット・メリット
メスを入れないと聞くと非常に魅力的に感じますが、切らない鼻整形にはどんなデメリットとメリットがあるのでしょう?
ここで、切らない鼻整形のデメリットとメリットをまとめてみました。
切らない鼻整形2つのデメリット
どの整形にも言えることですが、プチ整形はやりすぎると不自然な仕上がりになってしまいます。
特に、不自然な仕上がりになりやすいのが、ヒアルロン酸による鼻のプチ整形です。
ヒアルロン酸は注入しすぎると、鼻の付け根が不自然になったり、鼻が横に広がってしまったりする恐れが…。
ただし、注入する量さえ間違えなければ、心配しすぎる必要はありません。
一般的に、鼻に注入するヒアルロン酸は0.5cc前後としているクリニックが多いので、参考までに覚えておくと良いでしょう。
医師の言うことをよく聞いて、ほどほどに行うことが大切です。
治療内容にもよりますが、プチ整形は効果が永久でないものが多いです。
ヒアルロン酸は1年~2年、溶ける糸であれば半年~2年など持続しますが、効果が薄れてきたと思ったら再度施術をする必要があります。
そのため、プチ整形とはいえ、長い目で見た時に、コストや身体への負担が大きくなる場合もあるので気をつけましょう。
また、クリニックの中には、ヒアルロン酸の施術を何度も繰り返している患者様には、メスを入れる施術をすすめるところも多いです。
切らない鼻整形4つのメリット
上ではデメリットについてお話しましたが、切らない鼻整形はメリットも多いです。
プチ整形は、安い費用で施術が受けられます。
例えば、ヒアルロン酸注射は1cc 3万円から、溶ける糸は1本1万円代
切る鼻整形のプロテーゼによる施術が10万~60万円程度ですので、比べてみるとプチ整形の安さがお分かりいただけるかと思います。
鼻整形の費用に関しては、こちらの記事に詳しく書いてあるのでよろしければご覧ください。
▼鼻整形の費用について知りたい方はこちら鼻整形の費用はいくら?価格(料金)の相場やローンについて
例えば、ヒアルロン酸注射による鼻整形はわずか5分~10分程度で終わります。
身体への負担も少なく、短時間で施術をすることが可能です。
ヒアルロン酸や溶ける糸などの注射による鼻整形はほとんどダウンタイムがありません。
プチ整形は注射や糸で施術を行うので、大きな腫れや内出血が出にくいのです。
そのため、施術直後から仕事にいけますし、メイクや洗顔、激しいスポーツなども可能!
忙しい方には嬉しいポイントです。
しかし、ダウンタイムがないといっても個人差はあるので気をつけましょう。
中には、腫れや内出血が強めにでたり、中には洗顔の時にしみたりする人も。
ただ、このような場合でも2~3日で腫れや内出血は改善すると言われているので、過度に心配する必要はないでしょう。
鼻整形をしたけど気に入らなかった…という場合でもプチ整形であれば簡単に元に戻せるメリットがあります。
たとえば、ヒアルロン酸はヒアルロン酸溶解注射によって分解できますし、糸による施術は抜糸により元の鼻に戻すことができるのです。
元に戻せると聞くと、なんだか安心して施術を受けることができそうですよね。
切らないプチ整形が充実しているクリニック
切らないプチ整形であれば、価格も手頃なものも多い!
ダウンタイムもほとんどないので、美容整形が初めての方でも始めやすいですね。
クリニックによって、得意な施術やメニューも違うので、クリニックごとに比較したいですよね。
鼻のプチ整形のメニューをくわしく知りたい方は下のボタンから見ることができます。
【まとめ】切らない鼻整形の特徴
切らない鼻整形のデメリットとメリットのまとめです。
デメリット | メリット |
|
|
メスを入れることに抵抗があったり、費用を安く抑えたいという方は、一度プチ整形を検討してみるといいかもしれませんね。
ただ、プチ整形といってもやりすぎはNG。
自然な仕上がりになるように、医師の言うことを守って施術をするように気をつけてくださいね。
・【はじめての鼻整形】施術別の特徴、値段、痛みなど気になることまとめ
→鼻整形がはじめての方へ
・鼻整形の腫れの期間はどれくらい?術後の内出血やむくみについて
→鼻整形の「腫れ」「腫れを引かせる方法」について知りたい方へ
・鼻整形の費用はいくら?価格(料金)の相場やローンについて
→鼻整形の「費用」が知りたい方へ