鼻整形はどうしても怖いという印象がありますから、鼻にコンプレックスがあっても、整形でなく、メイクやグッズで改善したいという意見はきっと多いでしょう。
メイク方法やグッズごとに分けてご紹介するので、自分に合った方法を探してみてください。
メイクで鼻整形いらず!?鼻筋メイクの方法とは
鼻整形級の仕上がりがメイクで実現出来たら素晴らしいと思いませんか?
ノーズシャドウやハイライトを使用することはご存知の方が多いと思いますので、悩み別のメイク方法をご紹介していきます。
低い鼻の方に向いているメイク
低い鼻は顔が平たい印象になるので、立体的な顔になるようなメイクをすると良いです。
- ノーズシャドウ
- ハイライト
- ブラシ×2本
以上の4点セットを用意しましょう。
鏡を見ながらブラシを縦にしてノーズシャドウやハイライトを入れることを意識してみてください。
小鼻に少し薄めの色でノーズシャドウで
影をつけて、小鼻の付け根にハイライトを
薄めに入れる。
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鼻筋の横にもノーズシャドウで影をつけて、
鼻先から鼻の付け根に向かって
ハイライトを入れる。
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生え際から少し下の部分と
眉毛の上、眉頭下の3箇所に
ハイライトを入れる。
鼻筋を強調させて、目周りとおでこ周辺の彫りを深く見せるメイクを意識してみてください。
団子鼻の方に向いているメイク
団子鼻の欠点は、鼻先が丸いことです。
その丸い鼻先をカバーできるメイク方法は、以下の通りです。
用意するものは先ほどと同じです。
鼻先の両端に縦に少し薄めの色で
ノーズシャドウを入れる。
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眉頭とつながるように
鼻筋の横に先ほどより少し濃いめの色で
ノーズシャドウを入れる。
横から見た時にまっすぐになっていることを
確認しながら入れると綺麗に仕上がります。
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鼻先から鼻根
に向かってハイライトを入れ、鼻筋でくぼんでいる部分は
ハイライトを少し強めに入れる。
このように、とにかく鼻先の丸みを隠すために、鼻先を細くするイメージで陰影をつけてみてください。
存在感の強い鼻の方に向いているメイク
鷲鼻(わし鼻)や鼻全体が大きいという方は低い鼻や団子鼻のメイクとは違い、鼻の主張を抑える必要があるため、目元や口元など他のパーツを強調させるメイク方法が向いています。
- ブラウン系のアイシャドウ
- ブラウン系のアイライナー
- ノーズシャドウ
- ハイライト
- 赤リップ
以上の5点を用意しましょう。
アイホール全体に、
ブラウン系のアイシャドウを入れる。
ブラウン系のアイシャドウを使うことで、
派手になり過ぎずに
デカ目を演出することができます。
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黒目の大きさを足すような感覚で
まぶたの黒目の幅にアイラインを引く。
目尻も少し長めにアイラインを引く。
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涙袋の部分
にハイライトを少し入れて、涙袋下に線を引くようにして
ノーズシャドウで影を付ける。
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マスカラを上まつげだけでなく、
下まつげにも塗る。
※つけまつげなら、より目元に視線を
集中させることができます。
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最後に少し赤めのリップを塗る。
グラデーションリップなども効果的。
※鼻の下の長さが気になる方は、
唇の上をコンシーラーでぼかして淡い色のリップを
オーバーめに引いてみましょう。
アイメイクとリップメイクに力を入れ、鼻の存在感を弱めることを意識してメイクしていてくださいね。
アイプチ感覚で鼻を高く見せられる「鼻プチ」とは
アイプチは今や二重を作るグッズとして大流行していますが、その鼻バージョンの「鼻プチ」は聞いたことがありますか?
鼻プチには2種類ありますが、どちらもアイプチのようにノリでくっつけるというわけではありません。
器具を使って鼻を内側から引き延ばす方法と外側から圧縮したりして鼻を高くする方法です。
それでは、1つずつ分けてご紹介していきたいと思います。
鼻の中に挿入するタイプの鼻プチ
こちらの鼻プチは、鼻の穴の中からアプローチするタイプのものとなっています。
鼻の穴の中に器具を入れて尖った鼻先を作り上げます。
イメージとしては、つっかえ棒のようなものです。
サイズは商品によって違いますが、3~5段階から選べるものが多く、自分の鼻の穴の大きさに合ったものを選択することができます。
痛みがあるのではと不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、シリコン素材で先端は丸く伸縮性もあるので、自分の鼻の穴のサイズに合ったものを使えば、痛みが出ることはありません。
ただし、長時間の使用は鼻に負担はかかるので、着用時間の目安は約2~3時間です。
そのため、短時間の使用であれば楽しめますが、長時間の使用には向いていないと思います。
鼻プチの使用方法
鼻プチには前後と左右が決まっている場合もあるので、まずは説明書などで確認してみてください。
前と後ろがわかったら、鼻先に器具を合わせます。
次に後ろの部分を下から指でゆっくり押し上げて鼻の中に挿入します。
この時鼻先を引き延ばした状態で入れるとスムーズです。
挿入が終わったら、付属の調整用スティックで位置を調節して完了です。
鼻プチは慣れるのに時間もかかるので、最初は30分程度で外し、徐々に着用時間を増やして慣れていくという方法が良いでしょう。
鼻の上から挟むタイプの鼻プチ
こちらの鼻プチは、鼻の上からアプローチするタイプのものとなっています。
鼻筋部分を器具で挟むことで鼻を矯正します。
イメージとしては、洗濯バサミで鼻を挟むようなものです。
洗濯バサミで鼻を高くしようとした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
洗濯バサミを使うと挟む力が強すぎて結構痛いですよね。
その点、この鼻プチは、挟む部分にシリコンなどのクッションがついているため、痛みを軽減してくれます。
装着時間としては約20~30分のものが多いですが、寝ている間一晩中つけられるタイプもあるようです。
外出の前につければ、ある程度の時間は鼻の形を変えることができますが、こちらも長時間の効果は得られそうにないですね。
鼻プチの使用方法
使用方法は簡単で、鼻筋を器具で挟むだけです。
器具によっては角度や挟む力を調節できたり、鼻筋だけでなく小鼻や鼻先も一緒に挟むことが可能なものもあるようです。
寝る時にも使えるタイプのものは、途中でずれたりしないように鼻の穴で固定できるようになっています。
鼻プチの値段
外出時にも使えるタイプの鼻プチの値段の相場は1,000円程です。
100均でも購入することができますが、安全面を考慮するとあまりおすすめできません。
ちゃんと自分の鼻の穴のサイズにフィットするか不安だという方は、サイズが5段階すべて入ったものを選ぶと良いかと思います。
対して、自宅で使うタイプの鼻プチの値段の相場は2,000円程です。
広範囲に圧迫できるものや睡眠時使用可能なものは、比較的値段が高めに設定されているようです。
鼻の中に挿入するタイプの鼻プチは洗えば繰り返し使用することができるので、消耗品ではありません。
そう考えれば、ある程度の料金は出してもいいのではないでしょうか。
鼻プチ以外のグッズ・器具(道具)はある?
鼻の上から挟むタイプのものと似ていますが、さらに内側から振動させることで、内側と外側両方からアプローチをすることができるグッズもあります。
振動させるために電気を使用した器具になりますが、乾電池1つで稼働し、装着時間も1日3分間なので電気代などの心配もないでしょう。
値段は5,000円と少し高めです。
毎日コツコツ継続して使用するタイプなので、劇的な変化はすぐには得られないかもしれません。
動画サイトで話題の粘土(パテ)メイクとは
最近よくメイク落としで、鼻や顎を削るといった動画が面白いと評判ですよね。
これらの動画では、メイクアップパテと呼ばれる粘土タイプのものか、ワックスのように伸びが良いメイクアップワックスなどを使用しています。
この方法は、とある中国の一般女性の方が生み出した方法のようで、鼻だけでなく顎に使用する方もいます。
また、メイクアップパテやメイクアップワックスがなくても、自宅にある小麦粉・ワセリン・リキッドファンデーションを混ぜたもので代用することも可能です。
ただ、動画を見たという方はすでにご存知かもしれませんが、この粘土によるメイクは人前では使用できないくらいすぐにバレてしまいます。
あくまでも、盛れた自撮りの写真や動画などを撮るための加工と思ってください。
コスプレなどの写真を撮影するという方には、とても向いてるメイク術だと思います。
粘土(パテ)メイクの方法
では、粘土(メイクアップパテ)を使ったメイクとはどうやっているのでしょうか。
まず、用意するものは、以下の5点。
- メイクアップパテorメイクアップワックス
- コンシーラー
- ファンデーション
- ノーズシャドウ
- ハイライト
まずベースメイクを塗る。
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自分の好みの高さに整えながら、
粘土(メイクアップパテ)を貼り付ける。
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コンシーラーで肌と粘土の境目をぼかす。
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ファンデーションを乗せる。
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ノーズシャドウやハイライトで
陰影をつけて完成。
除去する場合は、付属の器具やスプーンで優しく行いましょう。
粘土(パテ)メイクにかかるコスト
- メイクアップパテ-20g 約1,300円
- メイクアップワックス-40g 約1,500円
継続して購入するのであれば比較的安価ですが、興味本位で一度だけしか使用しないのであれば、少しもったいないような気もしますね。
もし、お試しでやるのであれば、先ほどメイクアップの方法にて紹介した、自宅にあるもので作れる方法を試してみるといいかもしれません。
【まとめ】メイクは鼻整形代わりになれるのか
ここまで鼻整形以外で鼻を高くする方法についてご紹介してきました。
メリットについてまとめると以下の通りです。
- 鼻に陰影をつけるメイクをするだけで印象は変わる
- 鼻プチを毎日コツコツ継続して使えば徐々に効果が出てくる
- 粘土(パテ)を使ったメイクは、コスプレや自撮りの写真を撮る時に活躍
しかし、結論を言うとメイクやグッズでは短時間の効果しか得られません。
デメリットは以下の通りです。
- メイクは陰影を使った錯覚程度にしか演出できない
- 鼻プチは長時間の装着ができない
- 粘土(パテ)は写真映えにしか向かない
劇的な変化を得たいのであれば、鼻整形の方が持続時間が長いですし、満足度もかなり違ってきます。
金銭面で抑えたいという方や整形に抵抗がある方は、鼻のプチ整形という方法もありますので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか。
鼻のプチ整形についてご紹介している記事もありますので、参考にしてみてください。
